「空気清浄機といえばSHARP」という狭い価値観で生きている私は、その固定概念を壊そうと(シンプルにお金がないだけ)Levoitというメーカーの空気清浄機をamazonのセールで買ったのが去年の8月。
Levoitというシンプルな空気清浄機

潔い操作性

3段階の風力調整とタイマー、チャイルドロックという非常にシンプルな仕様。
操作に悩むことはなく買ってすぐに使いこなすことができた。
基本的には、弱か中でスイッチを入れたらあとはそのまま放置プレイでOK。
公式には、風量最大で8畳の広さをわずか8分で浄化できるというだけあって、弱や中でもそれなりに風の流れを感じることができる。
広い守備範囲
小さい筐体で約20畳の広さに対応している。しかし、家そのものの構造は問われていない点を考えるとあくまでもおおよそであり、大手家電メーカーの空気清浄機とは比較しづらい。
それでも10畳ほどの部屋で使っているときには明らかに風の流れを感じることができるので体感としては良い。
見た目がスマート
Levoitの空気清浄機を選んだきっかけになったのがこの空気清浄機然としないフォルム。白い筐体は円柱を呈し、大袈裟ではなく近未来的な印象を受けた。
同じようなデザインの空気清浄機が数多く出回っているところを見ると、このデザインが多くの人に受け入れられていることがわかる。どこが本家かわからないが。
いかにも空気清浄機ですよという形が好みの人はSHARPや、ダイキン、パナソニックの王道を選べば幸せになれる。でも、「見慣れたデザインはちょっとね…」っていう人にはストライクゾーンに入ってくるデザインなんじゃなかろうかと思う。
Levoitの空気清浄機の気になる作動音
空気清浄機で気になるところの1つはその作動音。
実際に部屋に置いて弱、中、強と切り替えての作動音を騒音計で測ってみた。
Levoit”弱”運転

私の部屋の環境では48.6dbという数値がでた。これは瞬間的な数値なので、実際には少し前後している。
動いているかどうかわからないレベルではなく、確実に動いているのはわかるレベルの音量だが、気になるほどの音でもない。ただ寝る時に部屋の片隅にあったのなら気になって寝られないだろうけど、私はどこでもいつでも寝られるので問題ないが、気になることでしょう。
Levoit”中”運転

はっきりと動いていることが分かるレベルの音量。でも、私の部屋はこの”中”運転で24時間運転している。
これぐらいだとエアコンがついたりするとほとんど気にならないレベルに落ち着く。
Levoit”強”運転

他社メーカーのターボ運転や、お急ぎほどではないが、それでも確実にブン回っている音がするのがこの強運転。
もちろん1番吸気効果が高いので緊急時には使うだろうが、まだその時は迎えていない。
Levoitの空気清浄機のお手入れはかんたん
フィルターの交換時期は
Levoitの空気清浄機のフィルター交換の時期は、最長で2年となっている。
まぁ、この『最長で』という表現が曖昧さを表しているのだが、それでも1日にタバコ5本程度なら2年間は交換の必要がないということであり、しかも、交換フィルターはおよそ3,600円とかなり安くランニングコストの心配はいらない。
日常のお手入れは

フィルター掃除のチェックランプがついたときに、本体からフィルターを外して掃除機などで軽く吸ってあげるだけでOK。水洗いや、複数個のフィルターの掃除の必要はない。


Levoitという空気清浄機のイマイチなところ
Levoitには自動運転がない
猫も杓子も自動運転の時代に、このLevoitの空気清浄機は自動運転機能が備わっていない。
部屋の状態を自動で判別して、部屋の空気が汚れていれば”強”運転に、元の環境に落ち着けば”弱”運転へとシームレスに風量を切り替えることで無駄のない効率的な運転ができるわけだが、このLevoitにはその機能は備わっていない。
あるのは、”弱”、”中”、”強”の3段階の風量調整のみで、とても潔い。(静音モードもあるがそれは割愛)
”弱”か”中”の風量で24時間運転させておくというのがこの機種の1番正しい使い方なんじゃないかと思う。
自動運転の場合でも、リビングに置いてテレビを見ている時なんかに、不意に”強”運転に切り替わってテレビが聞こえなくなるなんてこともあるからどちらがいいかなんていうのはその時次第なんだけど、それでもどちらかだけではなく、ユーザーが選べる方が良かったなと思う。
Levoitにはリモコンもない
LevoitのCore300にはリモコンなどの外部から操作する方法が用意されていない。これが1番の不満点。
Core300の上位機種、Core400sなどにはアプリ経由でモニタリングができて本体の操作もできるとなっているが、値段も高くなる。
で、気になる値段はamazonのセールの時で25,000円前後とおよそ1.5倍。私はこの値段の差を高いと感じてアプリに対応していないCore300を購入。今でもこの判断が正しかったかどうかについてはまだはっきりとしないが、アプリでもなんでもいいので本体以外での操作ができる方がいい。
赤外線リモコンなどがあればNatureRimoなどでスマート家電化するのはかんたんなので、赤外線のリモコンがついたモデルが2千円以内の価格差であればそれを買うのが1番かなと思うけど。
まとめ
Levoitの空気清浄機を購入して約7ヶ月使用してみて良い点、悪い点それぞれあるが、悪い点に関しては致命的な問題ではなく空気清浄機として使用することに関しての基本性能は問題ないと感じている。
何より空気清浄機が1万円ちょいで買えることが最大のメリットであろうと思う。
大手家電メーカーの空気清浄機は機能も性能も高く、値段も高い。それが許容できる人、高機能、高性能を求める人はそれらを買うことできっと幸せになれる。
でも、今回私が購入した1万円ちょいのLevoitの空気清浄機は、高機能ではないけれども基本性能が求めるものであり、コスパが高いものを選びたいという人にはおすすめの1つだと思う。
気になる耐久性は今後さらに検証をしてまた何かあればここでご報告をしたいと思います。
それではまた次の記事で。