M2 MAcBook Airの今更のレビュー

ども38LifeのHayatoです。

今日は、7月に購入したApple M2MacBookAirについて(開封レビューを考えていたのに気が付けば3ヶ月も経っているっていうことでとりあえず)レビューをさせてください。と、さらにそこから4ヶ月も過ぎているwww

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M2 MacBookAirは控えめに言って最高

M2MacBook Airはエアーだ

Airを冠し鮮烈にデビューした初代MacBookAir。あれから14年の年月が経ちOSも「macOS  X.5 Leopard」から「macOS 12 Monterey」へと進化。

レビューする間もなく気が付けば新OS「macOS 13 Ventura」へと。

実は、初代MacBookAirを所有していた時期があり、今でも覚えているのはジョブズが紙袋から取り出したあれだ。

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そして、時を超え2022年6月に満を辞して発表されたM2 MacBookAir。そして新色のミッドナイト、スターライトを引っ提げて。

「あぁ、俺はこのミッドナイトを買うんだな」とWWDCの基調講演を眺めながら思ったのをつい先日のように思い返したが、結局買ったのはスペースグレイだった。

久しぶりのmacということもあり、初代MacBookAirを手にした時以上の興奮を2022年に経験させてもらえた。

これはApple信者にとっては至福の瞬間である。

初代のMacBookAirの重さは13.3インチ1.36kg。

対するM2 MacBookAirの重さは13.6インチ1.24kg。

画面が大きくなったのにも関わらず軽量化を果たしているところがさすがであり、MacBookAirに求められているものが何かをよく理解している証拠でもある。

この数値を知らなくても、手にした瞬間に軽さの虜になることだろう。

そう『軽さは正義』なのである。

一新されたデザイン

丸みを帯びたデザインから一新され、線を基調とした角ばったデザインに変更がなされた。

これはすでに発売されているMacBookProに歩調を合わせた格好だ。

同じように、iPad AirやiPad Proも同じようなデザインに変更されている。

好みにもよるが、私はこのデザインがとても気に入っている。

全く新しいデザインではないのだけれども、カラー展開なども含めてとても所有欲をくすぐるデザインになったと思う。

そして数年後には、また丸いフォルムへと回帰していくのである。

マシンスペックは必要十分

ラップトップに求めるものは、デザインやプロダクトの歴史ではなくスペックである。使用の用途が仕事となればなおさら、「少しでも高性能なPCを、処理能力の高いPCを」となることはあたり前田のクラッカーだ。

ではM2 MakBookAirはどこのポジションを狙っているのだろう?ラフに使えるお手軽ラップトップなのか。それとも、ガシガシ仕事に使えるモンスターPCなのか。

ざっくり言ってM2 MacBookAirはその中間に位置している。それもかなり高次元で上よりに。

このM2 MacBookAirをゴリゴリの動画編集やポスト処理に使おうと考える人はさすがにいないとして、それ以外の事って思っている以上にサクサクやってのけるパワーがある。

どれくらいサクサク動くかというと、Canon EOS R6で撮影した4K8bitの素材をカットして音楽、テロップを入れるお手軽編集では、プロキシファイルを作る事なく、ストレスなく編集ができる。

これってかなりすごいことなのだ。

我が家にはWindowsのPCが数台あるのだが、その内の1つは、Intel i9core10900Kと、RTX2080superを搭載したデスクトップPCで、買った当時で約20万円後半、筐体もそれなりに大きく当然持ち運ぶ用途のものではないのでPCデスクに鎮座する形で置かれている。

このRTX2080superを搭載したデスクトップPCでは、4Kの動画編集時にはプロキシファイルを作る必要があった。正確に言えば、プロキシファイルを作らなくても編集することはできるが、シークバーの動きに再生、停止が追いつかずカクカクしたり、倍速、3倍速をするとスムーズに再生させることができなかった。

当時のGPUスペックでは、RTX2080tiに次いで2番目のモデルだったのだがそれでも快適に動画編集をすることは叶わなかった。

それが数年後には1kgちょいのラップトップでどこでもお手軽に、しかも、電源不要のバッテリー運用でサクサク動画が編集することができるようになり、それでいて値段もリーズナブルになっているのだからこれはもうゲームチェンジャーなのだ。

もちろんできないこともある

M2 MacBookAirになりいろんなことが心地よく作業できるようになりとても満足しているのだが、マシン性能的にも苦手なことはある。

書き出しには時間がかかる

今の私のメインPCは、自作したデスクトップPCでM2 MacBokAirの数十倍のデカさと質量、3倍近い費用がかかっている。ホームオフィスのデスクの1/3をも占有しようとしているわけだが、このPCとの書き出しの比較をするとやはり4割ほど時間がかかる。

電源も、GPUも全く違うので時間がかかるのは仕方がないと思う反面、今後の進化に期待したいところでもある。

このM2 MacBook Airをもって自宅のPC全てが置き換わるというわけではないので、今後もしばらくは併用を考えているが、どこでもすぐに作業できる環境を構築できたという点においてはかなり満足いく投資だったと思い込み自己肯定をしている。

熱くなる

同期デビューのM2MacBookProは、モニターサイズや、インタフェース以外ほぼ同じような構成、スペックになっているのだけれど、唯一違う点がM 2MacBookProには冷却ファンが搭載されていることだ。

動画編集などしているとM2 MacBookAirはトラックパッド周辺が熱くなるがこれを軽減することが期待できる。

熱くなればサーマルスロットリングが発生して処理能力は落ちてるので、ガシガシやりたい人は、M2MacBookProを選ぶのが正解。

静音性とパフォーマンスはトレードオフの関係なので、自分が必要とするスペックを見極める必要がある。

私がここ数ヶ月使ってみた感じでは、動画編集時や書き出し時以外に発熱することはなく、サーマルスロットリングが発動している様子も感じたことがない。

逆にファンレスの影響を多分に受けて、静かな環境でデスクワークに励むことができている。

8Kの動画編集

この情報がどれくらいの人に役立つのかはわからないが、念の為に書き記しておこうと思う。

結果からお伝えするとM2 MacBookProでの8K動画編集ははっきり言ってまともに扱えるレベルではなかった。

扱ったソースは、Canon Eos R5Cで撮った8K Chinema RAW Light 12Bit STモード 24p 1580Mbpsで撮影した10分ほどの素材。

プロキシファイルなしでは遅延も大きく快適とは程遠い。

しかし、このM2 MacBookAirにそこまで求める人はいないだろうから、ここをみてがっかりされる心配は杞憂に終わるだろう。

まとめ

2022年WWDCでM2プロセッサーを搭載した第一弾モデルとして登場したM2 MacBook Air。M1のMacBooKAirのデキが良すぎただけに完成度については購入前から見込んでいたわけだが、前評判以上の性能と、使いやすさで毎日気持ちよく作業ができている。

軽量で、薄く、持ち運びに苦を感じさせない筐体は、今の時代のPCとしての順当な進化と言える。

スマホが全盛の時代にあえてPCを持ち運ぶ必要があるとするならば、迷わずこのM2 MacBookAirを選ぶことで福音がもたらされることでしょう。

ども38LifeのHayatoです。

今日は先日購入したAppleのAirPods Pro Gen2について、使えば使うほどこの製品の素晴らしさが伝わってくるので、もういい加減にレビューをさせてって言うことでお話をさせて下さい。

AirPods Proの素晴らしいところ

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外音取り込みがとにかくナチュラル

まずはこの機能が他の製品に比べてレベルが違う。そうレベチってやつだ。

耳に装着していることを忘れさせてくれるくらい、耳から聞こえる音が自然で明瞭。

AirPods Proをすることでアラフォーで衰え始めた聴力を補完してくれる、いわば拡張機能そのものだ。

Apple Watchと同様にウェラブルデバイスとしてただ音楽を聴くための道具ではなく、人類の一つの進化といえよう。

軽さは正義

どんなに素晴らしい製品であっても常に持ち歩くものに関しては避けては通れない儀式がある。

それがこれだ…

軽さは正義とはよく言われたもので、どんなに優れたプロダクトでもあっても、常に持ち歩くことが前提のガジェットでは、製品そのものの質と同等、いやそれ以上に重さが大事になってくる。さらに正確に言えば重量感が大事になってくる。

持ち重りという言葉があるように、どんなに軽量であっても実際に手に取ってみるとその重量が示す以上に重く感じてしまうということがあるように、その逆もまた然りなのである。

このAirPodsPro Gen2は、製品バランスが非常に優れており、重量が気になることは決してないだろう。

耳に入れている感覚が時折なくなってしまうのは、まさに製品としての完成度が極めて高く、そして私がアラフォーだからであろう。

Appleのエコシステムは究極のストレスフリー

Apple製品を使う最大の理由はこのエコシステムにあると言っても過言ではない。

ペアリングから、iPhone、Mac、iPad、AppleTVなどへのそれぞれへの切り替えがまぁ見事なまでにスムーズで、正直、本当に繋がっているのか不安になるレベル(笑)。

ただ接続がかんたんにできるということではなく、そこには洗練された美しさがあり、その美しさに驚嘆することでしょう。

Apple製品が手元に増えていく理由っていうのは、まさにこういうことなんだ。

ここに関しては実際に使っていくことで享受することができる最大のメリットであり、Apple信者以外の人に伝えることが難しいところでもある。

ANC性能はやっぱり良い

音質

音質面の話をしようと思う。

こと音質に関しての評価は二分するところがある。

とても良いという人も、チープで薄い音質だという人もいる。

音質に関しては聞き手の感じ方、好み、音楽のジャンルなどで全く違う評価になることは珍しくなく、どんな時も議論になるのだが、はっきり言って、AirPodsPro Gen2よりも音質の良いとされる完全ワイヤレスイヤホンがあることは誰もが認めるところだろう。

ゼンハイザーの「MOMENTUM True Wireless」然り。音質に重きを置く人にも納得の高品質完全ワイヤレスイヤフォン。

では、AirPodsPro Gen2のライバルはこれらのハイスペック完全ワイヤレスイヤフォンなのか。否。

Appleが描くのは全く異なる世界線。

Appleエコシステムにジョインするためになくてはならないデバイスの1つであり、ただ単に音楽を楽しむためだけのプロダクトではないのです。

それ故にかんたんに音質の評価をすることはできないのだけれど、1ヶ月使ってみて感じたのはとてもフラットで聴きやすい音であるということ。

普段は、EDMやポップスをよく聴いているが、低音が出過ぎることもなく、かと言って高音の伸びが弱いということも気にならず、非常にバランスの取れた音を奏でてくれている。

そのおかげで耳が疲れるということも少ない。

外音取り込み機能

また外音取り込みは、前モデルでも高評価だったが、さらに細部をブラッシュアップし、より自然に聞き取ることができ、全く違和感を感じさない。

自分の声までもごく自然に聞こえてくるあたりは流石と言わざるおえない。

装着していることを忘れさせてくれるくらい軽い付け心地で、AirPodsPro Gen2をつけた方がよりクリアに外の音を聴くことができる。

まさに人体の拡張機能そのものだ。

ANC(アクティブノイズキャンセル)

Appleが次世代のアクティブノイズキャンセルと謳っているように、前モデルに比べて一段階性能が向上したのを感じることができる。

チップセットがH2チップになったことによる恩恵を確かに受けることができる。(2倍っていうのはさすがにだが…)

さらに Gen2では新たに適応型環境音除去なる機能が追加されたことによる、耳障りな音の低減が図られている。

まぁ、この機能がどれくらい効果があるのかっていうのは、検証のしようがないのだけれども、体感としてはノイズキャンセルや外音取り込みの性能が上がったことはすぐに感じ取る事ができたし、周囲が騒がしい街中でも快適にリスニングができるということでも効果があったのだと思う。

手元ならぬ耳元での音量調整はやはり便利

多くの完全ワイヤレスヘッドフォンは、製品自体にボリューム調整がついていない。

1stジェネレーションのAirPodsProはもちろんん、Beets studio Buds、無印AirPodsなども当然のようにボリューム調整がなく、スマートフォン本体で物理的に操作をしないと音量が変えられなかった。

こんなことが受入れられていたのかと思うとゾッとするくらいに耳元でボリュームを調整することができるっていうのは素晴らしいことである。

2022年になりついに耳元でボリュームを変えることができるようになり、とても便利な機能だったと言わざるおえない。

いまいちなところ

AirPodsPro Gen2を使い始めて約2ヶ月。ほぼ毎日使用し、完全にメインのイヤホンとして耳に常駐しているわけだが、それでもいまいちな点ははっきり言って見当たらない。

インイヤー型を採用しているAirPodsProでは、無印AirPodsなどのカナル型に見放された人もきっと満足いく付け心地を体感できると思う。

しかし、そこはインイヤー型なのでカナル型の軽い装着感に比べると若干のアドバンテージはあるのだが。

これはイヤホン全般に言えることだが、食事中に使う時はやはり外れやすくなるから注意が必要だ。

同じ理由で、筋トレなどのWorkoutの時も食いしばる力が強く顎に力が大きく加わる時などは、発汗の影響もあり外れやすくなる。

これは週5日Workoutをしている私が約2ヶ月使っている中で3回ほど経験した。

なお、トレッドミルなどの有酸素運動などでは外れることが無かっとことも加筆しておく。

まとめ

はっきり言って弱点はない。買って満足間違いないデバイスだった。

apple好きは買わなければいけない1つだろう。

まぁ、細かい話をすれば値段が高いとか、その割に音質がとかはあるものの、それらの前評判を覆すだけのユーザーエクスペリエンスが待っている。

さぁ、今すぐAppleストアに向かおうじゃないか。