今日は先日購入したAppleのAirPods Pro Gen2について、使えば使うほどこの製品の素晴らしさが伝わってくるので、もういい加減にレビューをさせてって言うことでお話をさせて下さい。
AirPods Proの素晴らしいところ

外音取り込みがとにかくナチュラル
まずはこの機能が他の製品に比べてレベルが違う。そうレベチってやつだ。
耳に装着していることを忘れさせてくれるくらい、耳から聞こえる音が自然で明瞭。
AirPods Proをすることでアラフォーで衰え始めた聴力を補完してくれる、いわば拡張機能そのものだ。
Apple Watchと同様にウェラブルデバイスとしてただ音楽を聴くための道具ではなく、人類の一つの進化といえよう。
軽さは正義
どんなに素晴らしい製品であっても常に持ち歩くものに関しては避けては通れない儀式がある。
それがこれだ…

軽さは正義とはよく言われたもので、どんなに優れたプロダクトでもあっても、常に持ち歩くことが前提のガジェットでは、製品そのものの質と同等、いやそれ以上に重さが大事になってくる。さらに正確に言えば重量感が大事になってくる。
持ち重りという言葉があるように、どんなに軽量であっても実際に手に取ってみるとその重量が示す以上に重く感じてしまうということがあるように、その逆もまた然りなのである。
このAirPodsPro Gen2は、製品バランスが非常に優れており、重量が気になることは決してないだろう。
耳に入れている感覚が時折なくなってしまうのは、まさに製品としての完成度が極めて高く、そして私がアラフォーだからであろう。
Appleのエコシステムは究極のストレスフリー
Apple製品を使う最大の理由はこのエコシステムにあると言っても過言ではない。
ペアリングから、iPhone、Mac、iPad、AppleTVなどへのそれぞれへの切り替えがまぁ見事なまでにスムーズで、正直、本当に繋がっているのか不安になるレベル(笑)。
ただ接続がかんたんにできるということではなく、そこには洗練された美しさがあり、その美しさに驚嘆することでしょう。
Apple製品が手元に増えていく理由っていうのは、まさにこういうことなんだ。
ここに関しては実際に使っていくことで享受することができる最大のメリットであり、Apple信者以外の人に伝えることが難しいところでもある。
ANC性能はやっぱり良い
音質
音質面の話をしようと思う。
こと音質に関しての評価は二分するところがある。
とても良いという人も、チープで薄い音質だという人もいる。
音質に関しては聞き手の感じ方、好み、音楽のジャンルなどで全く違う評価になることは珍しくなく、どんな時も議論になるのだが、はっきり言って、AirPodsPro Gen2よりも音質の良いとされる完全ワイヤレスイヤホンがあることは誰もが認めるところだろう。
ゼンハイザーの「MOMENTUM True Wireless」然り。音質に重きを置く人にも納得の高品質完全ワイヤレスイヤフォン。
では、AirPodsPro Gen2のライバルはこれらのハイスペック完全ワイヤレスイヤフォンなのか。否。
Appleが描くのは全く異なる世界線。
Appleエコシステムにジョインするためになくてはならないデバイスの1つであり、ただ単に音楽を楽しむためだけのプロダクトではないのです。
それ故にかんたんに音質の評価をすることはできないのだけれど、1ヶ月使ってみて感じたのはとてもフラットで聴きやすい音であるということ。
普段は、EDMやポップスをよく聴いているが、低音が出過ぎることもなく、かと言って高音の伸びが弱いということも気にならず、非常にバランスの取れた音を奏でてくれている。
そのおかげで耳が疲れるということも少ない。
外音取り込み機能
また外音取り込みは、前モデルでも高評価だったが、さらに細部をブラッシュアップし、より自然に聞き取ることができ、全く違和感を感じさない。
自分の声までもごく自然に聞こえてくるあたりは流石と言わざるおえない。
装着していることを忘れさせてくれるくらい軽い付け心地で、AirPodsPro Gen2をつけた方がよりクリアに外の音を聴くことができる。
まさに人体の拡張機能そのものだ。
ANC(アクティブノイズキャンセル)
Appleが次世代のアクティブノイズキャンセルと謳っているように、前モデルに比べて一段階性能が向上したのを感じることができる。
チップセットがH2チップになったことによる恩恵を確かに受けることができる。(2倍っていうのはさすがにだが…)
さらに Gen2では新たに適応型環境音除去なる機能が追加されたことによる、耳障りな音の低減が図られている。
まぁ、この機能がどれくらい効果があるのかっていうのは、検証のしようがないのだけれども、体感としてはノイズキャンセルや外音取り込みの性能が上がったことはすぐに感じ取る事ができたし、周囲が騒がしい街中でも快適にリスニングができるということでも効果があったのだと思う。
手元ならぬ耳元での音量調整はやはり便利
多くの完全ワイヤレスヘッドフォンは、製品自体にボリューム調整がついていない。
1stジェネレーションのAirPodsProはもちろんん、Beets studio Buds、無印AirPodsなども当然のようにボリューム調整がなく、スマートフォン本体で物理的に操作をしないと音量が変えられなかった。
こんなことが受入れられていたのかと思うとゾッとするくらいに耳元でボリュームを調整することができるっていうのは素晴らしいことである。
2022年になりついに耳元でボリュームを変えることができるようになり、とても便利な機能だったと言わざるおえない。
いまいちなところ
AirPodsPro Gen2を使い始めて約2ヶ月。ほぼ毎日使用し、完全にメインのイヤホンとして耳に常駐しているわけだが、それでもいまいちな点ははっきり言って見当たらない。
インイヤー型を採用しているAirPodsProでは、無印AirPodsなどのカナル型に見放された人もきっと満足いく付け心地を体感できると思う。
しかし、そこはインイヤー型なのでカナル型の軽い装着感に比べると若干のアドバンテージはあるのだが。
これはイヤホン全般に言えることだが、食事中に使う時はやはり外れやすくなるから注意が必要だ。
同じ理由で、筋トレなどのWorkoutの時も食いしばる力が強く顎に力が大きく加わる時などは、発汗の影響もあり外れやすくなる。
これは週5日Workoutをしている私が約2ヶ月使っている中で3回ほど経験した。
なお、トレッドミルなどの有酸素運動などでは外れることが無かっとことも加筆しておく。
まとめ
はっきり言って弱点はない。買って満足間違いないデバイスだった。
apple好きは買わなければいけない1つだろう。
まぁ、細かい話をすれば値段が高いとか、その割に音質がとかはあるものの、それらの前評判を覆すだけのユーザーエクスペリエンスが待っている。
さぁ、今すぐAppleストアに向かおうじゃないか。